『Marvel's Midnight Suns』レビュー - IGN
スーパーヒーロー同士の激突を見ていて特に好きな瞬間のひとつは、誰かが強烈な一撃を食らって後ろへ吹き飛び、頑丈な壁を突き破ったり、タンクローリーを爆発させたり、仲間に激突したりする場面だ。神のようなキャラクターたちがどれほど強いはずなのかを見事に示すもので、スーパーヒーローゲームがその感覚をうまく捉えきれないといつも残念に思う。しかし『Marvel’s Midnight Suns』でFiraxisは、アイアンマン、ドクター・ストレンジ、ブレイドらが、壊そうとしているおもちゃのように敵を吹き飛ばす楽しさを軸に、奥深く革新的なターン制タクティカル戦闘システムを築き上げた。そしてそれは、意外なほど広大なRPGキャンペーンの約75時間を通して飽きることがなかった。もっとも、その時間の多くは戦闘以外に費やされる。人気のヒーローから知名度の低いヒーローまで十数人を超えるマーベルのキャストと親しく触れ合えるのは確かに魅力的だが、地球最強のヒーローたち全員を親友にしようとする部分はやや行き過ぎの感がある。